漏水調査
Water leak investigation
日本の水道普及率98%、
その裏側で……
蛇口をひねれば、清潔でおいしい水が出てくる。それが当たり前になっている私たちの暮らし。上水道普及率が98%を超えている日本は、世界中のどの国と比べても、水に恵まれた国といえます。しかし、その裏側で増えているのが、地中に埋設された水道管の老朽化による漏水。これを放置したままでは、水資源を浪費するだけにとどまらず、断水や水道管の破裂による水害、道路の陥没といった事故を招くリスクが高まります。だからこそ深刻な事態が引き起こされる前の漏水調査が大切であり、ご相談・ご依頼が増えています。
漏水調査の流れFlow of water leak investigation
道路関連の営業品目Road-related business items
01漏水調査
調査方法
公道の漏水調査では各家庭のメータを調査する戸別音聴調査、道路下に埋設されている水道管を0.5〜1.0m間隔で漏水探知機を用いて音聴する路面音聴調査を標準工法として実施します。
戸別音聴調査
制水弁、消火栓、止水栓や水道メータなどの給・配水設備を音聴棒で音聴し漏水音を探知します。
路面音聴調査
埋設管上を漏水探知機を用いて歩行移動しながら漏水音を探知します。
確認調査
標準工法にて探知した漏水箇所をハンマードリルなどで、約2㎝の穴を開け音聴棒を差し込み地中の漏水による濡れや噴射音を捉え、漏水箇所を特定します。
相関調査
音聴調査、漏水確認調査によるボーリング調査が困難な場所にて、制水弁や消火栓にてセンサーを2点に設置し、漏水地点の位置を割り出します。
監視調査
昼間に制水弁や消火栓に監視機器を設置し、使用水量の少ない深夜に測定を開始し漏水の新規発生及び復元を監視する作業です。
報告書作成
敷地内関連の営業品目Cause of water leakage
01漏水診断
診断方法
音聴調査や目視にて水道器具の不良や表出水を確認し、量水器による流量測定、マンションや学校などの屋上に設置されている高置水槽の流量測定を行い、埋設管での漏水の有無を判断・診断します。
量水器の流量測定
高置水槽の流量測定
蛇口音聴
報告書作成
02漏水調査
調査方法
漏水診断にて判明した漏水を音聴工法に合わせ、混合ガス(水素5%、窒素95%)を使用するトレーサ工法にて漏水箇所を特定します。
音聴調査
埋設管上を漏水探知機を用いて歩行移動しながら漏水音を探知します。
トレーサ調査
蛇口等から混合ガスを注入し、水素検知器にて地上に上がってくるガスを検知します。
ボーリング調査
音聴工法・トレーサ工法にて探知した漏水箇所をハンマードリルなどで、約2㎝の穴を開け音聴棒を差し込み地中の漏水による濡れや噴射音を捉え、漏水箇所を特定します。
報告書作成
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